『クレッセントブーケ』


今週はウエディングブーケのレッスンです。

“クレッセント”とはフランス語で“三日月”の意味。
三日月形のこのブーケは左右下方向へ流れ落ちるラインが美しい形です。

上の写真のデザインはシンメトリーですがアシンメトリーに作ることもできるので、ブーケを持つ方の身長やドレスのデザインなどに合わせて様々に変えられます。

今回はピンク色のバラをメイン花材に使用しました。
さらにウエディングブーケの花材として人気のある“ブルースター”も入っています。


　


『ブルーのものを身につけて結婚すると幸せになれる』という言い伝えから結婚式ではブーケやヘアアクセサリーの一部などにブルーを取り入れることが多いです。

ちなみに。
このブルースターの花ことばは『信じあう心、淡い思い』
こんなことからもブーケには人気があるのかもしれませんね。




今回もとてもきれいなブーケが完成しました。
みなさんの感想は『疲れたー』『難しかった』が多かったようです。

ウエディングブーケと花器にアレンジするのとでは作り方が少し違います。
普段作っているアレンジは花器を使い、置いて飾るもの。
これに対してブーケは花嫁さんが手に持つもの、です。
しかも本番の場合（披露宴など）はあらゆる角度から他人に見られます。
ですから手に持った状態で美しく見えるように、どこから見られても良いように様々な角度から確認しながら作らないとなりません。

だからブーケ作りは難しいのです。