南アルプス市にある『おへそのおともだち』に行ってきました。
ここは手作り作家さんたちのお店で(委託販売)私も作品を置いてもらっています。
少し前に『おへそ・・・』からこんなメールをいただいていました。
東日本大震災の支援に向け募金箱を設置しておりますが更に何が出来るかもしれない・・・と思いまして、チャリティースペースを作る事にしました。
チャリティースペースは全額義援金という形にさせて頂きます。ということで私も(気持ちではありますが)チャリティー分の作品を置かせてもらうことにしたのです。
ただ新しく作る時間はなかったのですでに置いてあるものの中からいくつかをこちらに入れることにしました。
今日はその準備をしに行って来たのです。
“木の香”をいくつか置くことにしました。
作品大移動でスタッフの方とバタバタしていると一人の女性が店内に入って来られました。
その方は
「あら、コレかわいいわね」
と“木の香”(チャリティー用)を手にとり、購入してくださいました。(この時点ではチャリティ-作品だとはまだ気付いてない様子でした)
移動してすぐの出来事だったので
「あ、早速売れた!!」
とスタッフの方と喜び、お礼とチャリティ-用作品だということを伝えました。
するとその方は
「そうよね。少しのことでも何かしたいわよね。あなたたちすごいわ、がんばってね」
とものすごく感動されたようで涙ぐんでいました。
私、コレにはびっくりでした。
こんなに感動してもらえるとは・・・!!
だって私の作品が全部売れたとしてもたいした金額にはならないし、正直言うと“木の香”を宣伝できるかも(腹黒くてすみません)と思っていたのです。
もちろん義援金にしたいという気持ちも十分にありましたけどね。
震災後から“何かしたい”けど何をしたらよいのか、分からないままでした。
思いつくことはしてるけどまだ足りないような気がする、そう思っていました。
被災地を含めて全国には大きなことをされている方は大勢いると思います。
その方々には到底追いつかないけれど、私にできることがようやく見つかった気がしました!
先に言いますが。。。
こんな風に思うのは失礼かもしれませんし、読んでいやな気分になる方もいるかもしれません。すみません。
私は今まで“チャリティー”というものをあまり信じていませんでした。
有名人になればなるほど『本当にチャリティ-???』と疑っていたし、たんなる宣伝のためだとも思っていました。
(実際それもないとは言い切れないとは未だに思っていますが)
だからチャリティ-に協力するなら、直接現金で募金したい!!と思っていました。
でも“チャリティー”って全体のうちの何パーセントかはそんなよこしまな考えがあったとしても、本当に力になりたいと思って行動するものなのですね。
その“力になりたい”と純粋に思う気持ちに人は答えてくれる、のですね。
先の女性が言ってくださいました。
『あなたたちの気持ちはきっと届くはず。気持ちは気持ちとつながる』
そのとおりだと思いました。
私、曲がった見方をしていたのかも。。。
ちょっと反省です。